2012年03月21日
仙台に行ってみた

がれきの処理に東北の復興、代替エネルギーの開発普及、無駄をはぶくための行政改革、やらねばならぬことは、やまほどあるだろうが
官僚にあやつられたどじょうは、ただただ消費税増税に命をかけるという。この国に夢や希望はあるのか?
この国には、国民の血税を吸って生きるダニがいっぱいいるから気を付けよう。
以上、じじぃのたわごとでした--;

3月になってもフィールドの雪が解けず、サバゲを中止にしたので、なんとなく仙台に行ってみた。
日曜の朝、電話したら4人も集まった。みんな暇なんだな~w

高速を降りるとさっそく渋滞。やっぱ都会だなあ。

若林区についた。あれから1年もたったが、そこには今も一面の荒野が広がっていた。TVではよく見慣れた光景だが、その地にたってみるのとは全然違う。がれきはかたずけられたようだが、きっとここには、だれも戻ってこないのだろう。





帰りに友人宅に立ち寄った。津波の被害はなかったそうだが、おばあさんがフクシマから避難してきているそうだ。去年、例の白い服を着て一時帰宅した際、納屋は、野良牛によってめちゃくちゃになっていたそうだ。

この猫の母親は、今もフクシマのどこかにいるらしい。一時帰宅した際には、どこかへ食糧を探しに行ったのか、家にはいなかったそうだ。みんなすぐ帰れると思っていたから、ペットを連れて避難した人は、ほとんどいないのだ。

よほど腹がすいていたのか、猫をはなさない関東軍参謀だった・・・
2011年09月06日
“絆” 三沢基地航空祭2011
2011年04月18日
TOMODACHI in MISAWA

ローカル新聞の記事より
「米軍三沢基地を管轄する米太平洋空軍(司令部・米国ハワイ)司令官のゲーリー・ノース大将が16日、東日本大震災で津波被害を受けた八戸市の八戸漁港を視察し、同基地の兵士らとともに復旧活動を行った。
ノース大将は、被災地で復旧支援に当たる兵士らの督励と、被災地の視察のため来訪。八戸漁港の被害状況を見て回った後、約50人の兵士らと同漁港のHACCP(ハサップ)対応型荷さばき所A棟で土砂の片付けを行った。」
と大将みずから、スコップを持ってる写真とともに紹介されてました。こんな大将なら部下の尊敬も集めてるんでしょうね。

さて、以前にもちょっと紹介したが、三沢基地は、在日米軍基地の中で、唯一、今回の東日本大震災の被災地にある。基地は海岸から離れているため、津波の被害もなく無事であった。そこで、トモダチ作戦の基地として、重要な役割をはたしている。隊員たちは、当然忙しく働いているわけだが、休日にもボランティアとして、三沢、八戸や、岩手県の野田村などに行き、ガレキの片付けを行っている。
今回紹介する写真は、GFBのメンバーであるMr.ゴルゴが、そのボランティアに参加した時のものである。




玄関に津波の跡が残っている。

ガレキの中にあった、なつかしいレコード

2011年04月06日
八戸の津波被害その2(蕪島~大須賀海岸)
↓蕪島(ひょっこりひょうたん島ではない)

八戸では、東北太平洋沖地震直後、電池、懐中電灯、カップメンなどが売り切れになり、営業中のスーパーには長い行列ができた。停電が復旧したあと、スタンドに車が殺到し、その後2週間にわたって、ガソリンや灯油不足が続き、ガソリンを求めて、前日から並ぶ人もでた。
そして、数日前には、八戸からタバコが消えた。JTの出荷停止にともなう、供給不足から、買占めに走る人が増えたのだろう。しかし、よく考えてみると、外国産(マルボロなど)タバコは、関係ないはずなのだが、コンビニなどからすべてのタバコが消えたのである。群集心理とは、怖いものである。
さて、一連の騒動も治まりつつあるが、これからの問題は電力だろう。東北電力では現在、5つの火力発電所と、4つの原発が停止しており、残る14の発電所の供給力は現在、約1100万キロワット。節電の効果もあってか、計画停電は、ほとんど行われていない。しかし例年夏期には1400万キロワット程度まで需要が伸びると言われており、このままでは、計画停電はまぬがれないだろう。計画停電は、復興途上の東北の産業に、大きな打撃を与えるものであり、これを避けるために、なおいっそうの節電につとめましょう。ちなみに、TVの報道では、東京中心主義なのか、東京電力の話しばかりですが、東北電力も電力不足による計画停電が実施されています。(被災地の復旧・復興を最優先する観点から、当面、復旧作業を継続中である青森県の一部(八戸周辺)、岩手県、宮城県、福島県は対象外です)
↓歩道がなくなり、防潮堤も破壊された、蕪島海水浴場

八戸は、工業港や漁港地帯だけでなく、自然豊かな海岸線にも恵まれている。子供のころ泳ぎを覚えた海水浴場がどうなってるか見てきた。
蕪島は、「うみねこ」の島として有名なのだが、海水浴場もあり、夏は子供連れでにぎわう。ここにも津波は押し寄せ、防潮堤や、トイレなどが破壊された。

↓青空トイレになった公衆トイレ

↓陥没した地面に落ちたトイレ

↓破壊された観光案内所

津波のあとが、残っている大須賀海岸(草の色が変わっているところ)

大量の砂が流されて、砂浜の面積が縮小した大須賀海岸


津波をかぶった海沿いの道路

破壊された白浜海水浴場の海の家

八戸市の検潮所が流されたため、正確なデータが残っていなかったのだが、青森地方気象台の昨日発表で、東日本大震災よる八戸の津波の高さは6.2メートルと推定された。

八戸では、東北太平洋沖地震直後、電池、懐中電灯、カップメンなどが売り切れになり、営業中のスーパーには長い行列ができた。停電が復旧したあと、スタンドに車が殺到し、その後2週間にわたって、ガソリンや灯油不足が続き、ガソリンを求めて、前日から並ぶ人もでた。
そして、数日前には、八戸からタバコが消えた。JTの出荷停止にともなう、供給不足から、買占めに走る人が増えたのだろう。しかし、よく考えてみると、外国産(マルボロなど)タバコは、関係ないはずなのだが、コンビニなどからすべてのタバコが消えたのである。群集心理とは、怖いものである。
さて、一連の騒動も治まりつつあるが、これからの問題は電力だろう。東北電力では現在、5つの火力発電所と、4つの原発が停止しており、残る14の発電所の供給力は現在、約1100万キロワット。節電の効果もあってか、計画停電は、ほとんど行われていない。しかし例年夏期には1400万キロワット程度まで需要が伸びると言われており、このままでは、計画停電はまぬがれないだろう。計画停電は、復興途上の東北の産業に、大きな打撃を与えるものであり、これを避けるために、なおいっそうの節電につとめましょう。ちなみに、TVの報道では、東京中心主義なのか、東京電力の話しばかりですが、東北電力も電力不足による計画停電が実施されています。(被災地の復旧・復興を最優先する観点から、当面、復旧作業を継続中である青森県の一部(八戸周辺)、岩手県、宮城県、福島県は対象外です)
↓歩道がなくなり、防潮堤も破壊された、蕪島海水浴場

八戸は、工業港や漁港地帯だけでなく、自然豊かな海岸線にも恵まれている。子供のころ泳ぎを覚えた海水浴場がどうなってるか見てきた。
蕪島は、「うみねこ」の島として有名なのだが、海水浴場もあり、夏は子供連れでにぎわう。ここにも津波は押し寄せ、防潮堤や、トイレなどが破壊された。

↓青空トイレになった公衆トイレ

↓陥没した地面に落ちたトイレ

↓破壊された観光案内所

津波のあとが、残っている大須賀海岸(草の色が変わっているところ)

大量の砂が流されて、砂浜の面積が縮小した大須賀海岸


津波をかぶった海沿いの道路

破壊された白浜海水浴場の海の家

八戸市の検潮所が流されたため、正確なデータが残っていなかったのだが、青森地方気象台の昨日発表で、東日本大震災よる八戸の津波の高さは6.2メートルと推定された。
2011年03月27日
米海軍サルベージ船「セーフガード」八戸に来る

先日、自販機屋さんが、地震後2週間ぶりに、ジュースをつめにきた。「ペットボトルの水が入荷しないので、代わりの物をいれます。すいません」といっていた。危険でもないので、やたらと危機感をあおる政府と、今にも、水道水、飲んだら死ぬかのように、買占めに走る人たちにはあきれるばかりである。まだまだ、水も足りずに苦労している被災者のひとたちがいっぱいいるというのに。
↓津波をかぶり水がひかない、油槽所

八戸は、漁業と工業の町である。今回の東日本大震災による人的被害こそ少なかったが、工業地帯は海に面しているため、多くの被害をだした。例えば、火力発電所が津波の被害を受けたため、稼動停止(現在復旧)これにより青森県では、計画停電が行われた。三菱製紙も被災、ティッシュペーパー不足などに影響。飼料工場被災(現在復旧)により、10数万羽の鶏が処分される。東北全体で卵不足による価格高騰。油槽所被災(昨日復旧)により、ガソリン等の燃料不足が生じる。
漁業関係でも、多くの漁船が沈んだり打ち揚げられたりし、多くの水産加工場や漁業施設が壊滅的打撃を受けた。

さて、当然八戸港には、大きな津波がおしよせたため、多くの船が沈んでしまった。このままでは、船が接岸できないので、船の引き上げ作業が必要であった。

そこで、日本のクレーン船のほかに、トモダチ作戦に参加中の米海軍から、サルベージ船「セーフガード」が25日に八戸に到着、次々と海に沈んだ車や船を引き揚げた。
TVニュースにも取り上げられている。こちらにも。




こちらは、ダイバーが乗ってると思われるボート。

アメリカ海軍さんありがとう!