2011年03月27日
米海軍サルベージ船「セーフガード」八戸に来る
先日、自販機屋さんが、地震後2週間ぶりに、ジュースをつめにきた。「ペットボトルの水が入荷しないので、代わりの物をいれます。すいません」といっていた。危険でもないので、やたらと危機感をあおる政府と、今にも、水道水、飲んだら死ぬかのように、買占めに走る人たちにはあきれるばかりである。まだまだ、水も足りずに苦労している被災者のひとたちがいっぱいいるというのに。
↓津波をかぶり水がひかない、油槽所
八戸は、漁業と工業の町である。今回の東日本大震災による人的被害こそ少なかったが、工業地帯は海に面しているため、多くの被害をだした。例えば、火力発電所が津波の被害を受けたため、稼動停止(現在復旧)これにより青森県では、計画停電が行われた。三菱製紙も被災、ティッシュペーパー不足などに影響。飼料工場被災(現在復旧)により、10数万羽の鶏が処分される。東北全体で卵不足による価格高騰。油槽所被災(昨日復旧)により、ガソリン等の燃料不足が生じる。
漁業関係でも、多くの漁船が沈んだり打ち揚げられたりし、多くの水産加工場や漁業施設が壊滅的打撃を受けた。
さて、当然八戸港には、大きな津波がおしよせたため、多くの船が沈んでしまった。このままでは、船が接岸できないので、船の引き上げ作業が必要であった。
そこで、日本のクレーン船のほかに、トモダチ作戦に参加中の米海軍から、サルベージ船「セーフガード」が25日に八戸に到着、次々と海に沈んだ車や船を引き揚げた。
TVニュースにも取り上げられている。こちらにも。
こちらは、ダイバーが乗ってると思われるボート。
アメリカ海軍さんありがとう!
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