2013年02月21日
ゼロ・ダーク・サーティ

「ゼロ・ダーク・サーティ」見てきました。監督が『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグローって決まった時から、もう期待はしてませんでしたが、Operation Neptune Spear ビンラディン殺害作戦を描いた映画なので、とにかく見ましたよ。
前半は、だらだらと拷問シーンが続いたり、眠たくなるような展開。しかし、ビンラディンの連絡係の本名が判明したあたりから、緊迫感がある展開に、そして、クライマックスは当然、デブグルによる作戦シーン。何分だったのかわかりませんが、もうちっと見たかったなあ~
CIAの女性分析官が主役ですから、シールズは、完全に脇役なんですーー;

とはいっても、作戦直後、あれこれネットを調べたり、ドキュメンタリーを見たりしたけど、やっと映像化されたシーンは感動ものでしたね。詳しく書くとネタばれにあんるので、あとは劇場で見てください。

装備で言えば、この4眼のナイトビジョン GPNVG18(Ground Panoramic Night Vision Goggle 18 )
が最先端の特殊部隊っぽくてよいですね。

上にあげてるとなんか、サムライのカブト?八つ墓村?

ところで、映画を見てあらためて、ビンラディン殺害作戦に疑問が湧いてきました。
公式には、機密保持のため、パキスタン政府に事前通告なしで作戦は遂行されたとなってます。
たしかにステルスヘリを使って低空飛行をすれば、レーダーにはひっかからないでしょうが、アボッタバードは、大きな町であり、ビンラディンの隠れ家のまわりこそ、畑ですが、50mも離れていないところに人家がたくさんあります。1.3キロ離れたところには、士官学校があり、軍人も多くすんでいる町だそうです。
そんな場所で、40分もの間、どうして隠密に作戦は遂行できたのでしょうか?ヘリが来て(しかも1機は墜落)、銃声やエントリー時の爆発音が響く中、なぜパキスタンの警察や、軍が作戦中に現れなかったのか?映画の中では住民をデブグル隊員が威嚇するシーンがありましたが、武装した警察や軍がくれば、戦闘はまぬがれなかったはず。ところが、報道でもそんなトラブルは一切なかったということです。
さらに、ステルスは1機墜落したため、チヌークが回収しに来るわけですが、レーダーにも探知されてよく無事に帰還できたもんだと。
そもそも、山ん中じゃないんだから、目立たない車にのり、現場に行き、私服姿の隊員が地上から突入したほうが、もっと簡単だったような気がします。パキスタンは敵国ではないし、アメリカ大使館やCIAの支局まである国なので、特殊部隊の隊員を送り込むのに問題があるとは考えられない。現実に武装したCIAの工作員は、この時点でパキスタンにいたわけです。
さらに最大の謎は、ビンラディンの死体を海に捨てたことですね。イスラム教徒に配慮するなら、土に埋葬するのが普通なのに、なぜ反発を買ってまで、海に捨てたのか?死体を掘り起こされるとまずいことでもあったのでしょうか?
いつか真実が明かされることを期待します。

2013年02月19日
SEAL Team Six: The Raid on Osama Bin Laden

オサマ・ビン・ラディン殺害作戦の映画といえば『ゼロ・ダーク・サーティー / Zero Dark Thirty』、現在公開中で、もちろん見に行く予定ですが、アメリカでは、TVドラマとして公開された、映画「SEAL Team Six: The Raid on Osama Bin Laden」以前は「Code Name Geronimo」というタイトルだったそう。ややこしい><

こっちは、シールズが主役の映画みたいで、これも見たいなあ。でも日本じゃ公開されないんだろうな。ーー;
予告編
山の戦闘シーン