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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年06月01日

明治時代の大日本帝国陸軍軍帽

だいぶ前の話になりますが、NHKで放映された「坂の上の雲」での、日清・日露戦争の戦闘シーンは、なかなかの迫力でした。また、明治時代の軍装の知識は、まったくないのですが、忠実に再現してるように見受けられました。

さて、今回紹介するのは、明治19年制定第2種帽・佐官用軍帽、前期型と後期型です。
両方とも関東軍参謀が最近、手に入れたといって、見せてくれました。

前期型 明治19年~20年後半


後期型 明治20年後半~明治末


前期と後期と紹介したのは、作られた時期によって若干の違いがあるからです。
前期のものは鉢巻部分と上の部分が幅広く、高さのある帽子となっています。
比較するのに、2つ並べて撮ればよかったのですが、思いつきませんでした(汗)

上、前期型、下、後期型



上、前期型、下、後期型



日露戦争ごろから、機関銃などが実戦に投入され近代戦になっていくわけですが、軍服もそれにあわせて、黒からカーキへと変化していったようすが、「坂の上の雲」にも見られました。他の将兵たちが、カーキ色の軍服を着る中、黒の肋骨服と白ズボンの乃木将軍が目立ち、かっこよくかんじました。

なお、少佐はまったくこの時代の軍装の知識はありませんので、質問には答えられません。終わり。


  

Posted by 少佐  at 22:38Comments(2)三八遊撃隊