2008年02月22日
ブレン軽機のマガジンはなぜ上から挿すか?
コメントに答えてもよかったけど、とても興味深い質問なので記事にしました。
答えは、「マシンガンだから」じゃ簡単すぎる?
そこで、わかりやすい画像捜して見ました。「それがこれだ!1.2.3」
ブレン軽機(そもそもチェコのZB26軽機関銃を改良したものですが)
は機関銃ですので通常、装填手がつきます。(写真の左の人)
この際、射撃手?がプローンでかまえたままでも装填手がマガジンチェンジを
簡単にできますよね。でも下から挿す場合はどうでしょうか?難しそうですよね。
その他、機関銃は車両や飛行機にも搭載されるので、下にはガンマウントが
つきますし、もちろんマグチェンも大変そうです。しかも下に長いマガジンが
ついていたらじゃまになるでしょうね。
上の画像のMGはヴィッカースですが、マガジンは上についてます。
そもそも下から給弾する機関銃のほうがめずらしい。
これはホッチキスですが、横から給弾しますが、装填手が左側にいれば
やはり簡単に給弾できます。
現代のMGでも同じ。M60はベルト給弾ですが、下からではないですね。
横からマガジンを挿すという方法もありますが、ブレンは軽機関銃なので
持ちながら撃つときなど、バランスが悪かったので採用されなかったのでしょう。
他に上から挿す理由があるとすれば、銃身を簡単に交換するため
構造上ガスチューブを下にしているので、マガジンが上のほうが
自然だったのではないでしょうか?
それから、伏せ撃ちの時、マガジンが下だと邪魔になるんじゃないですかね。
一番の理由は、やはり「装填手が弾倉交換をしやすくするため」だと思います。
もちろん私は床井雅美じゃないし、専門家でもないので
「信じるか信じないかはあなた次第!」
おまけ画像、ブレンガンキャリアー