2009年02月03日
チェックドリル2
前回の記事でMAGPUL DYNAMICS のDVD 「The Art of the Tactical Carbine 」 より The check drill(チェックドリル)をとりあげましたが、説明不足だったので、もう一度とりあげます。ほそちん様SANSNOM様コメント補足ありがとうございます。
まずチェック「check!」の意味ですが、ing がついてませんので、
命令形になっています。つまりAがBに命令しています。
私が考えるに、「敵を食い止めてくれ」または「見張っていてくれ」ではないでしょうか。
自分の銃をチェックする場合は「checking」になると思います。
例;A:moving「 移動するぞ」 B:move 「移動しろ」
それから、状況がマルファンクションはもちろんあると思います。
このドリルでは、作動不良、弾切れ等とにかくカービンが使えなくなって、
ハンドガンに変えた状況を想定してると思います。
前記事で、弾切れと書いたのは、このDVDのチェックドリルのシーンでは作動不良に対する動作がなく、単にリロードしていたのと、チェックドリルのあとのドリルで、チェックと叫ぶシーンが何度かでてくるのですが、弾切れ→ハンドガンに変える→チェックといい、カービンのリロードをしています。
final exercise では、クリス・コスタ氏は全弾撃ちつくしたあと、ハンドガン
に変え、数発撃ち「チェック」と叫びます。その後カービンをマガジンチェンジしてます。
さて、このチェックドリルとほぼ同じドリルがあったのを思い出しましたのでここに紹介します。
ミリブロでおなじみのGUNNERさんの、DVD CQBベーシックマニュアルからです。
日本語字幕つきなので、わかりやすいと思います。
実際の動作
プライマリーウエポン(以下カービン)が弾切れ
二人ともセカンダリーウエポン(以下ハンドガン)にトランジッション
おくの人が「カバー」と叫び、ハンドガンをしまい、カービンをリロード
奥の人はリロード後、「アイム アップ」といい、次に手前の人が「カバー」といいカービンをリロード
二人とも、カービンで戦闘にもどる
マグプルDVDでは、「チェック」というところが「カバー」 「レディー」が「アップ」になってますが、動作はまったく同じです。
LMS defence によるCQBベーシックマニュアルは、もちろん日本語字幕つきwなので勉強するにはおすすめですよ。もちろんクリス・コスタはでてきませんw
私が問いかけたかったのは、このマグプルのドリルで、チェックというところをカバー (広く使われている)と言えばよいのではないかということです。いちいちチェックと言い換える意味はあるのでしょうか?
カバー(援護頼む)といえば、十分意味は通じるはずです。いちいちスクールで教える言葉が違えば、実戦では混乱を招くだけではないのか?
例えば、SOSは全世界共通だから意味があります。日本だけSOSをAOAとか決めたらどうなるのでしょうか?
PMCなどいろんな経歴の人間が集まるところでは、突然使い慣れない言葉を言われても、とまどうことになるのではないでしょうか?
戦闘時のコミニュケーションは、簡単なほどいいはずです。例えば、ハンドシグナル。双方が理解していてはじめて意味をなします。であるから、複雑では困ります。仲間だけで通じる言葉がいいというならば、ギャル語のレベルでしょう。
カバー(援護頼む)といえば、十分意味は通じるはずです。いちいちスクールで教える言葉が違えば、実戦では混乱を招くだけではないのか?
例えば、SOSは全世界共通だから意味があります。日本だけSOSをAOAとか決めたらどうなるのでしょうか?
PMCなどいろんな経歴の人間が集まるところでは、突然使い慣れない言葉を言われても、とまどうことになるのではないでしょうか?
戦闘時のコミニュケーションは、簡単なほどいいはずです。例えば、ハンドシグナル。双方が理解していてはじめて意味をなします。であるから、複雑では困ります。仲間だけで通じる言葉がいいというならば、ギャル語のレベルでしょう。
"search and rescue"
Fire team Practice③
Fire team Practice②
Fire team Practice①
Trekking drill2
Trekking drill
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「GUNNER 06」持ってますよ~。
暗闇でライトを点滅させていると目がチカチカします(><)
>(`・ω・´) 様
CQM・・・屋内戦闘射撃要領でしょうか?
インドアフィールドでトレーニングしてみたいです!
県内には無いんです・・・。
すんません、最近このテの関係に疎くて...
シュアファイアのCQBバイブルですが、ライト使えるようなインドア戦の機会がほとんどないもので、1、2回みただけだったと思います。でもライトも武器になるなんだなあと感心した記憶があります。
>CWO Jin さん
LMS defence については↓で詳しく解説しています。
http://gunnermagazine.militaryblog.jp/e28736.html
私も詳しくはないですが、アメリカでは、この手のトレーニングスクールはいっぱいあって、教える相手は軍、警察、民間人を差別しないところが多いようです(さすが自由の国w)。彼らもビジネスでやっているわけですし、憲法で自衛の権利を認めているというお国がらなのでしょう。
日本人だって、英語を理解できて、銃や装備を用意すれば、参加可能だと思いますよ。(一部のスクールを除く。9.11以降いろいろな規制があるようです)