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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年04月18日

TOMODACHI in MISAWA



ローカル新聞の記事より

「米軍三沢基地を管轄する米太平洋空軍(司令部・米国ハワイ)司令官のゲーリー・ノース大将が16日、東日本大震災で津波被害を受けた八戸市の八戸漁港を視察し、同基地の兵士らとともに復旧活動を行った。
ノース大将は、被災地で復旧支援に当たる兵士らの督励と、被災地の視察のため来訪。八戸漁港の被害状況を見て回った後、約50人の兵士らと同漁港のHACCP(ハサップ)対応型荷さばき所A棟で土砂の片付けを行った。」

と大将みずから、スコップを持ってる写真とともに紹介されてました。こんな大将なら部下の尊敬も集めてるんでしょうね。



さて、以前にもちょっと紹介したが、三沢基地は、在日米軍基地の中で、唯一、今回の東日本大震災の被災地にある。基地は海岸から離れているため、津波の被害もなく無事であった。そこで、トモダチ作戦の基地として、重要な役割をはたしている。隊員たちは、当然忙しく働いているわけだが、休日にもボランティアとして、三沢、八戸や、岩手県の野田村などに行き、ガレキの片付けを行っている。

今回紹介する写真は、GFBのメンバーであるMr.ゴルゴが、そのボランティアに参加した時のものである。





玄関に津波の跡が残っている。

ガレキの中にあった、なつかしいレコード

  

Posted by 少佐  at 17:16Comments(0)東北太平洋沖地震

2011年04月11日

新兵器お目見え

どもども、震災前後からブログの更新サボリ気味の伍長です(><;)
震災直後は、災害対策用の備蓄品やLEDライトを使用してました。





さて、4月10日にGFB定例ゲームが開催されました。

少佐ですが、いち早く地域復興の手本と成るべく本業に励むため休みでした。



4月と言えば、冬のオフシーズンに購入した新製品の披露会が楽しみでもあります。


今回は、マルイのSCAR、G&Pのストーナー、A&KのSR25が並びました。



マルイのSCAR

第一印象は重いでした・・・、フルオプション付けたM4も変わらないんですけどね。
リコイルショックはネットの評判より感じましたね。
弾道は素直で撃ちやすく、バッテリーも9.6Vを繋げているため小刻み良い動きでした。


G&Pのストーナー

軽く、スマートなLMGです。
購入したメンバーはこれを持ってバリバリ走っていました。


A&KのSR-25
長い銃なので伍長が構えると物干し竿みたいになります。
体格が良くないと絵になりませんね。


SCARを構える購入メンバー



伍長も構えさせてもらいました




現在、マスメディアで露出が多い装備


米デュポン社のタイベックです。
TVでは”放射線を防ぐ防護服”みたいな扱いですが、実物は簡易的な紙ツナギで使い捨てです。
あくまで放射性物質が体表面への付着(汚染)を防ぐための防護服です。
本来は放射性物質の吸入を防ぐ粉塵用半面または全面マスクと共用し、手首や足首、マスク面体部分にはシール用のテープを貼ります。
あとはRIシューズか長靴にオーバーシューズが必要でしょうね。

伍長は一応原子力業界に務めているますので、お呼びがかかればいつでも応援に行く覚悟です。



伍長の地元



私は今回の東日本大震災で最も被害が出た県の出身で、実家もそちらにあります。
家も家族も無事でしたが、先日帰省したところ故郷の変貌に驚きました。

うねりの残る道路の脇には放置された自動車が連なり、車が通る度に乾いたヘドロが砂塵を巻き上げ、常に自衛隊や警察車両が行き交い、まるで戦時下のようでした。
子供の頃に釣りに行った海沿いの街は見るも無残に変わり果て、瓦礫だけが延々と続く荒地となっていました。
しかし、暗い話しだけではありません。
家が残った地域では地元のボランティアと住民が協力し、泥や家具の片付けを行っていました。
自衛隊や企業も復興に向け尽力しています。


どんな時でも『上を向いて歩こう』と思います。  


Posted by 少佐  at 18:00Comments(9)サバゲ

2011年04月06日

八戸の津波被害その2(蕪島~大須賀海岸)

↓蕪島(ひょっこりひょうたん島ではない)


八戸では、東北太平洋沖地震直後、電池、懐中電灯、カップメンなどが売り切れになり、営業中のスーパーには長い行列ができた。停電が復旧したあと、スタンドに車が殺到し、その後2週間にわたって、ガソリンや灯油不足が続き、ガソリンを求めて、前日から並ぶ人もでた。

そして、数日前には、八戸からタバコが消えた。JTの出荷停止にともなう、供給不足から、買占めに走る人が増えたのだろう。しかし、よく考えてみると、外国産(マルボロなど)タバコは、関係ないはずなのだが、コンビニなどからすべてのタバコが消えたのである。群集心理とは、怖いものである。

さて、一連の騒動も治まりつつあるが、これからの問題は電力だろう。東北電力では現在、5つの火力発電所と、4つの原発が停止しており、残る14の発電所の供給力は現在、約1100万キロワット。節電の効果もあってか、計画停電は、ほとんど行われていない。しかし例年夏期には1400万キロワット程度まで需要が伸びると言われており、このままでは、計画停電はまぬがれないだろう。計画停電は、復興途上の東北の産業に、大きな打撃を与えるものであり、これを避けるために、なおいっそうの節電につとめましょう。ちなみに、TVの報道では、東京中心主義なのか、東京電力の話しばかりですが、東北電力も電力不足による計画停電が実施されています。(被災地の復旧・復興を最優先する観点から、当面、復旧作業を継続中である青森県の一部(八戸周辺)、岩手県、宮城県、福島県は対象外です)

↓歩道がなくなり、防潮堤も破壊された、蕪島海水浴場

八戸は、工業港や漁港地帯だけでなく、自然豊かな海岸線にも恵まれている。子供のころ泳ぎを覚えた海水浴場がどうなってるか見てきた。

蕪島は、「うみねこ」の島として有名なのだが、海水浴場もあり、夏は子供連れでにぎわう。ここにも津波は押し寄せ、防潮堤や、トイレなどが破壊された。


↓青空トイレになった公衆トイレ


↓陥没した地面に落ちたトイレ


↓破壊された観光案内所


津波のあとが、残っている大須賀海岸(草の色が変わっているところ)


大量の砂が流されて、砂浜の面積が縮小した大須賀海岸



津波をかぶった海沿いの道路


破壊された白浜海水浴場の海の家


八戸市の検潮所が流されたため、正確なデータが残っていなかったのだが、青森地方気象台の昨日発表で、東日本大震災よる八戸の津波の高さは6.2メートルと推定された。



  


Posted by 少佐  at 22:19Comments(0)東北太平洋沖地震