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Posted by ミリタリーブログ  at 

2009年02月02日

check drill Magpul DVD

MAGPUL DYNAMICS のDVD 「The Art of the Tactical Carbine 」 より

去年くらいから、すっかりクリコス化している伍長wの影響で、マグプル・ダイナミクスのM4カービンによるタクティカルトレーニングのDVD「The Art of the Tactical Carbine 」を見るようになりました。ご存知だと思いますが、日本語字幕なし、英語オンリー。せめて英語字幕でもあればまだいいんんですが、幼児レベル(乳幼児かな?)の英語力しかない私には、なかなか理解できない部分が多いです。

「トランジッション」など、この趣味をやってればわかるような単語がでてくれば、けっこうわかるもんですが、あとは映像から推測するしかないです。そんななか初耳な用語がありました。DVDの中で「チェック」って叫ぶシーンがよくでてきます。
DVDのチャプターの中に The check drill(チェックドリル) という訓練があり、めずらしく字幕もついてましたが、それだけだと、なんの訓練なのかよくわかりません。クリス・コスタ氏の説明を何度も聞き、私なりに解釈してみました。


訓練は2人で行います。状況は2人ともプライマリーウエポン(以下カービン)が弾切れ、
リロードをせず、すかさずセカンダリー(以下ハンドガン)に変えた。Aはハンドガンの弾切れまえに、
火力に勝るカービンへと変えたいので状況を見て「チェック」と叫び、援護を頼む。
Bは「OK」と叫び援護。Aはハンドガンをホルスターに戻し、カービンをリロードして復帰。
「レデェー」と叫ぶ。そのあと、Bも 「チェック」とさけび、カービンをマグチェンして「レディー」
二人とも、カービンでまた戦闘にもどる。

画像見ながら実際の訓練の様子をみてみましょう。

まず、二人とも数発 カービンを撃ち、ハンドガンに切り替える。

A(クリス・コスタ)がハンドガンを数発撃ったあと、周囲を確認して「チェック」と叫ぶ。
B(ニール?)は「OK」と答える。


Aはハンドガンをホルスターにもどし、カービンをリロード。
この間Bはハンドガンで射撃を続ける。




Aはカービンリロード終了後「レディー」と叫び、カービンで射撃開始



今度はBが「チェック」と叫び、Aが「OK」と答える。Bはハンドガンをホルスターにもどし、カービンをリロード。



Bはカービンリロード終了後「レディー」と叫び、カービンで戦闘復帰。

言葉だけ抜きだすと
A「チェック」
B「OK」
A「レディー」
B「チェック」
A「OK」
B「レディー」

実際にDVDを見ないと、私のへたな説明だけではわかりずらいかもしれませんが、タクティカルトレーニングでは、マガジンチェンジするより、ハンドガンを抜くほうが早いということで、ハンドガンに切り替える(トランジッション)練習をしますよね。そういえば、せっかくライフルがあるのにいつもどるのか、という疑問がありました。ハンドガンからライフルにもどる場合、ハンドガンをホルスターに戻す。ライフルをリロードする。という2つのアクションが生じるため時間がかかります。それをタイミングよく行う練習が check drill (チェックドリル)なのでしょう。

それにしても、なんで” check”というのかが、理解できませんでした。その他私の解釈に間違いなどありましたら、コメントにどうぞ。

マグプルさん日本語版も出してぇ~。  » 続きを読む


Posted by 少佐  at 21:41Comments(7)訓練