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Posted by ミリタリーブログ  at 

2008年06月01日

フォースリーコン2

前回からの続き・・・といいたいところですが、チームメンバーのHunter さんが補足を付けてくれました。

Force Reconは、米国海兵隊の特殊部隊と思っても良いようなものだが米国の特殊部隊等を統括しているUSSOCOM(US Speecial Opration COMmand:アメリカ特殊作戦軍)内には配属されておらず、MEU(Marine Expeditionary Unit:海兵遠征部隊)SOC(Special Operation Capable:特殊作戦可能)といつも行動を共にして色々な任務をこなし、他の海兵隊チームとも演習等で色々と活動している。
Force Reconは独自に海兵隊の指揮下で活動し色々な各任務を行い、
部隊の目や耳として敵地奥深くに迄潜入等をし、活動する米国海兵隊の偵察チームです。

補足ありがとうございます。略称には説明を入れました。
今回も写真はフォースリーコンですが、記載内容と関係ありません。



ではフォースリーコンと行動を共にするMEUとはどんなものか?
MEU(Marine Expeditionary Unit:海兵遠征部隊)は航空・陸上・支援部隊から構成された海兵遠征隊で、強襲揚陸艦(Landing Ship :人員や物資を輸送を目的とした艦船のうち、岸壁などの港湾設備に頼ることなく、自力で揚陸する能力をもった軍艦のこと。物資や人員を素早く陸揚げすることから、揚陸艦の名が付いた)や艦艇から短時間のうちに上陸もしくは戦闘配備を行う特殊部隊である。平時は司令部のみ存在しており、有事の際に海兵隊内から各戦闘部隊を集結して約2100人規模の遠征隊を組織する。ここにフォースリーコンの1小隊も組み込まれ、MEU本来の戦闘任務にCQBや船舶への奇襲・押収といった特殊任務が加わることになる。フォースリーコンが加わることによりMEUはMEU(SOC)となり特殊任務遂行可能な海兵遠征隊となる。



 MEUの敵地上陸・戦闘配備に対する即応力はどのアメリカ軍部隊よりも速く、それは同国が世界に誇れる戦闘部隊の一つでもある。MEUの前身であるMAU(Marine Amphibious:水陸両用部隊)もその即応力で第2次大戦以来、朝鮮戦争・ベトナム戦争を通してアメリカの戦史に重要な役割を果たしてきた。



 数隊あるMEUはそれぞれ管轄区域を受け持ち、各遠征隊は指令から5日以内に地球上殆どの沿岸地域に上陸・戦闘配備することが可能である。迅速な戦闘配備とそれに伴う戦闘力の保持は戦争を有利に進める上で欠かせない要素である。軍事大国アメリカのその担い手がMEUであり、9・11事件後真っ先にアフガニスタンに向かったのも彼らで、初期展開はMEUの特権である。





参考資料:HOBBY JAPANMOOK エリートフォーセスアメリカ軍編[Part2]
  


Posted by 少佐  at 20:55Comments(1)フォースリーコン